虫歯じゃないのに歯が染みる理由

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染みる根本原因は象牙質の露出

冷たいものが歯に染みる場合、歯と歯茎の健康を損ねる口腔内の病疾患として有力な要因である虫歯と歯周病ですが、冷たいものが歯に染みる要因は目に見えて歯が蝕まれる虫歯のような明確に原因が把握しやすいものばかりではありませんし、虫歯よりは発見しにくいものの、歯科医師であればあっさりと見分けがつく歯周病も虫歯に次いで、歯に冷たいものが染みる要因としては比較的把握しやすいはずです。

つまり、歯に冷たいものが染みる際に真っ先に疑われるべき要因は、虫歯と歯周病であるわけですが、虫歯のように目視できる要因であるならいざ知らず、歯周病の判断は難しいものがありますし、冷たいものが歯に染みる原因として自己判断可能な要因は虫歯に限られていると言っても過言ではなく、虫歯じゃないのに歯が染みるというのは決して珍しいことではありません。

ちなみに、冷たいものが歯に染みるのは基本的に歯の象牙質の露出、すなわち知覚過敏に由来しており、知覚過敏の原因は大別すると歯の摩耗と損傷・歯茎付近の歯の露出・生まれつきの体質に集約され、歯の摩耗や損傷の原因として過度なブラッシング、歯ぎしりや食いしばりといった生活習慣やこれらの原因と目されるストレスに加え、歯茎付近の歯の露出による歯の象牙層の露出の原因には歯周病や過度なブラッシングが挙げられる他、日本人に多い生まれつきエナメル層が薄いために象牙層を介し冷たいものが歯に染みやすい体質などがメジャーな知覚過敏の原因となります。

ただし、例外はあり、何らかの病疾患によって歯茎付近にある扁桃腺が炎症を起こした結果、歯茎に腫れが生じ、歯茎の炎症によって過敏になった歯の神経が、キャッチしやすい刺激である冷たいものからの冷気を拾ってしまう場合もあるため、冷たいものが歯に染みるからといって、必ずしも虫歯や知覚過敏であるとは限りませんので、ご留意ください。